22年目のピンチと決意
おはようございます
グラデボールマネージャーの櫻田です。
今から2ヶ月前、
税理士さんから突きつけられた閉店の2文字。
私は夜も眠れませんでした。
なんとかしなければいけない。
それから私は考えました。
昔の写真を見返して、開店当時のことも思い出しました。これまで何度となくリニューアルしてきたメニューを見て、当時と今では何が違うのか?必死に考えました。
もう一度、開店した時のような情熱で今のお店を多くのお客さんに囲まれるお店にしたい!
小さかった子が今では自分の子供を連れてきてくれる。次の10年、20年でも、その人たちが家族で来てくれるお店でありたい。
その為に、いつまでも変わらないために、変わり続けないといけない。。。
◼️原点回帰とブラッシュアップ
ここ数年、私は良かれと思い、自分なりにメニューを変えてきました。パスタも乾麺から生麺に変えて試行錯誤を続けてきました。
それらの一つ一つの挑戦を後悔はしていません。
しかし、コロナ禍で減ってしまったお客さんの数が今も元に戻らないのは、私自身の取り組みとお客さんの思いにズレがあるのではないか?
そこで、私は、以前のメニューを見ながら、私自身が打ち立てた大切な想い「楽しさの創造」に突き当たりました。
コロナを言い訳にして、今のグラデボールには、メニュー自体に「楽しさの創造」が、いつのまにか無くなってしまっていたのではないだろうか?
認めたくはないけれど、悔しいけれど、そんな想いがよぎりました。
以前は、メニューブックを見るお客さんの顔が笑顔でした。
「ねぇ、何にする?」「え〜、これも気になるし、あれも食べたいな」
そんなお客様の楽しい会話が、厨房まで聞こえてくるようでした。
もしかしたら、今のメニューには、それが無くなっていたのではないだろうか?
お店にとってメニューとは、まさに自分自身。そんな自分自身が否定されているようで、私はお恥ずかしながら、自分自身が悔しくてたまりませんでした。
しかし、これからの10年をお客様の笑顔で溢れるお店にしたいので、私は決断しました。
「あれも食べたいし、これも食べたくて困っちゃう」
そう思ってもらえるメニューにしよう!
当店のコンセプト
「楽しさの創造」を
まずはメニューで示そう!
私はこのように決断いたしました。
そして、その新しいメニューを来週7月1日月曜日から始めたいと思います。
ぜひ、今週末は、リニューアル前のメニューを堪能する最後のチャンスですのでお越しください。
そして、7月1日からは、原点回帰をしながら22年目の私が表現するメニューとなります。
ぜひ、7月1日月曜日からも、新しくなったメニューを食べに来てください。
そして、明日は、新しいメニューについて、少しお話しさせていただきたいと思います。
開店から22年が経ったということは、私も22歳、歳をとったと言うことです。
どんなに歳を重ねても、「楽しさの創造」この想いを大切にして、これからもグラデボールが、あなたの憩いの場になるように頑張ります。
ぜひ、今週末、リニューアル前のお店に遊びに来てください。
そして、これまでと変わらぬ応援をいただけると私も嬉しいです。
マネージャー 櫻田裕二